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よくある人材育成の課題とは? タイプ別の課題と解決方法をまとめました

※画像はイメージです

「思うように人が育たない」「新人がすぐに辞めてしまう」「育成する時間や人材自体が足りない」など、さまざまな職場で人材育成が深刻な課題となっています。人材育成の低迷は、わが国の社会問題ともいえる「人手不足」を引き起こす大きな要因の1つです。

本記事では人材不足に関する公的な調査結果を踏まえ、企業、組織における人材育成の主な課題と解決方法について解説します。人材育成に悩む方の参考になれば幸いです。

大半の労働者が人手不足と感じている

2016年におこなわれた「人材(人手)不足の現状等に関する調査」によると、過半数を超える企業が人手不足を感じていました。この調査は独立行政法人労働政策研究・研修機構が2,406社、7,777人を対象におこなったもので、所属部署、組織における人手不足感に対し、10.2%の回答者が「人材がかなり不足している」と答え、40.7%が「やや不足している」と答えています。過半数を超える労働者が、職場の人材不足を感じている状況が浮き彫りになりました。

出典:「人材(人手)不足の現状等に関する調査」(企業調査)結果 及び「働き方のあり方等に関する調査」(労働者調査)結果

さらに同調査では、人手不足が経営に与える影響についても尋ねていますが、約9割の回答者が「人手不足が経営に対して深刻な影響、または一定以上の影響を与えている」と答えています。

画像引用:「人材(人手)不足の現状等に関する調査」(企業調査)結果 及び「働き方のあり方等に関する調査」(労働者調査)結果

回答には「需要の増加に対応できない」「新規事業に着手できない」「事業を縮小している」など、企業の成長にとって致命的な内容が並んでいます。このように人手不足は、今や企業の業績や未来を左右する課題となっているのです。
では、人手不足の要因はどこにあるのでしょうか。

育成の難航も人材不足の要因

人材不足の問題は単純に職場の人数が少ないというだけではなく、多くの意味を含んでいます。
前述した「人材(人手)不足の現状等に関する調査」では、人手不足の理由についても調査しており、その結果は以下の通りです。

  • 人材獲得競争が激化しているから(求人しても応募がない・間に合わないから(32.5%)
  • 離職者が多い(増加している)から(29.5%)
  • 従業員間に業務配分のムラがあるから(27.7%)
  • 部門間・職場間に人材(人手)配置のムラがあるから(27.1%)
  • 能力・技術不足の社員がいるから」(24.1%)
  • 慢性的な人手不足産業だから(21.6%)

出典:「人材(人手)不足の現状等に関する調査」(企業調査)結果 及び「働き方のあり方等に関する調査」(労働者調査)結果

最多の回答はやはり人材獲得競争の過熱化ですが、着目すべきはそのほかの回答です。

2番目に多い離職者増加に関する回答をはじめ、「従業員間の業務配分のムラ」「人材配置のムラ」「能力・技術不足の社員がいる」などは組織内部の問題といえます。よって人材不足に関する課題には企業努力、すなわち「人材育成」によって改善できる余地が残されているというわけです。

人材育成の主な課題

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人材育成の課題にはどのような種類があるのでしょうか。2017年8月に独立行政法人労働政策研究・研修機構が20,000社を対象に実施した「人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査結果(企業調査)」によれば、人材育成・能力開発における課題として33.2%が「指導する人材が不足している」ことを挙げ、30.7%が「指導する時間がない」と答えています。いずれも社内のリソース不足を表した回答といえるでしょう。

人材育成・能力開発における主な課題

  • 指導する人材が不足している(33.2%)
  • 人材育成をおこなう時間がない(32.7%)
  • 鍛えがいのある人材が集まらない(30.7%)
  • 人材を育成しても辞めてしまう(29.5%)
  • 育成をおこなうための金銭的余裕がない(17.7%)
  • 適切な教育訓練機関がない(7.7%)
  • 人材育成の方法がわからない(6.9%)
  • 技術革新や業務変更がひんぱんなため人材育成が無駄になる(1%)
  • その他(2%)
  • 特に課題はない(17.6%)
  • 無回答(2.5%)
出典:人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査結果(企業調査)」

ほとんどの課題は「リソース不足」にある

回答をみていくと「人材が集まらない」などの一部を除いて、課題の大半はリソース不足に起因することがわかります。教える人材・時間・資本が足りず、結果として苦労して採用した人材が早期に辞めてしまうという悪循環に陥っているのです。

一見すると、これらの課題は解決不可能に思えます。しかし「教える人間も時間もないのだからどうしようもないだろう」と諦めるのは早計です。ちょっとした発想の転換で解決方法が見つかるかもしれません。

人材育成の課題解決に役立つ3つの方法

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人材育成に関する課題、とりわけリソース不足によるものについては、社内で完結させようとしなければ解決の糸口が見つかります。ここからはアウトソーシングを活用して課題を解決する方法をご紹介します。

クラウドソーシングを利用する

近年広がりを見せているクラウドソーシングは、もっともポピュラーなアウトソース活用法です。業務の一部を外注に出したり、プロジェクトを任せられる有能な経験者と契約したりすることで、人手不足の解消を期待できます。また、組織開発や人材育成のプロフェッショナルを雇うことも可能です。

もし社内に専門技術を教える人材がいないのであれば、技術面の育成を外部に一任することで解決に近づきます。「教える時間がない」という問題点も、こうしたアウトソーシング活用によってクリアできるはずです。

ワークショップに参加させる

ベンチャー企業やIT業界では、企業や業界の枠を超えた社員同士の交流が増えています。若手社員向けのワークショップが、有用な育成手法として活用されているのです。このような潮流は多業種に浸透しつつあり、今後ますます盛んになると予想されます。

ロジカルシンキングやデザイン思考など、近年のトレンドといえる概念を学んだり、専門職の技術や知識を高めたりすることにより、社内育成だけでは得られない効果を期待できるでしょう。さらに社外の人たちと交流することで、人脈が生まれることもあるようです。他者とかかわってお互いに切磋琢磨することが、成長の糧となります。

アプリやツールを活用する

業務の効率化を図るWebアプリケーションやツールの活用も、人材育成の手段となり得ます。例としていくつかのアプリケーションをご紹介しましょう。

Schoo(スクー)

Schooは「大人たちが学び続ける生放送コミュニティ」です。その名の通り、あらゆるジャンル・カテゴリーの講義を受けることができます。

内容はプログラミングやWebデザインといった実践的なものから、「信頼されるコミュニケーション能力」「ファイナンシャルプランナー合格ゼミ」「一流のセルフケア術」「プレゼンスキルの上げ方」など多岐に渡ります。

とても便利ですが、自社にジャストフィットした内容の授業になっているかどうか注意する必要があるでしょう。なお、よりプログラミング学習に特化した同様のサービスとして「ドットインストール」があります。

CHANGE UP(チェンジアップ)

CHANGE UPは、社員教育に特化した有料ビジネスアプリです。時間や費用の節約を掲げ、場所にとらわれることなくユーザーの育成を助けています。アプリをダウンロードすることで、メッセージ機能、SNS機能、クイズ形式の復習や、モチベーション維持のための称号システムなどの利用が可能です。

shouin(しょういん

shouinは動画による従業員育成プラットフォームです。スマートフォンひとつあればいつでもどこでも学習できるので、新人の即戦力化、育成業務の効率化を図れます。特長は、企業やお店ごとに教えるポイントを盛り込んだ専用動画を作成できること。まさに「世界にひとつだけの育成ツール」といえるでしょう。

shouinは教える側の人材コスト、時間や場所の制約をなくし、スタッフのスキルを均質なものにアップデートします。さらに分析機能も豊富で、クイズや従業員アンケートのほか、店舗や事業所ごとの育成進捗状況、チェックリストを用いた従業員ごとの達成率などを確認できるのです。5Gの普及により、今以上の「動画時代」が訪れるといわれる昨今、人材育成の課題解決にも動画マニュアルを取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

人材育成は、多くの職場で深刻な「人手不足」という問題を引き起こしています。これからの企業には、採用だけでなく育成面の課題解決をプロジェクトに落とし込むことが求められます。

育成の課題にはどうしても「教える人がいない」「教える時間がない」「教えるための費用が足りない」といったリソース不足がつきまといますが、アウトソーシングや各種ツールの活用が解決の糸口となります。この機会に発想を転換し、新しい試みを導入してみてはいかがでしょうか。

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