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マイクロラーニングとは? 9つのメリットと成果を出す方法


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マイクロラーニングは、スマートフォンなどを通じてコンパクトなコンテンツを閲覧する学習スタイルで、現在世界中の企業から注目を集めています。しかし、企業の人材育成にどれほど有用なのかつかみかねているという方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、マイクロラーニングの概要、メリットデメリットをお伝えし、成果を上げるポイントを解説します。

マイクロラーニングとは

マイクロラーニングとは、短くまとめたコンテンツによる学習方法のことです。コンテンツは1分から3分程度で視聴できる動画やWEBサイト、メール、アプリなどを通じて配信され、学習者は自由なタイミングでアクセスできます。

マイクロラーニングが台頭し広がっている背景には、モバイルデバイスの普及が考えられます。デジタルナレッジ株式会社運営のeラーニング戦略研究所が2019年6月に発表した「企業研修におけるスマートフォン活用に関する調査報告書」によると、100名の人事教育担当者のうち27%が「自社の研修はスマートフォンでも受講できる」と答えており、そのうちの多くが「効果が出ている」「受講率アップ」と回答しています。

eラーニングとの違い

これまでの代表的なオンライン学習といえば、eラーニングでした。マイクロラーニングもインターネットを利用した学習スタイルという点では類似していますが、両者には明確な違いがあります。

コンテンツの長さが異なる

eラーニングはひとつの受講項目が60分以上のものが多いのに対し、マイクロラーニングは1分から5分で完結するような、文字通りマイクロなコンテンツをいいます。コンテンツが伝える内容はひとつだけ。コンパクトなので、利用する際に時間を確保する必要がありません。

若者世代と相性がよい

マイクロラーニングはスマートフォンがあれば利用できるという手軽さから、ミレニアル世代に受け入れられやすい点もポイントです。学習には普段から使い慣れているデバイスを用いるため、スムーズに受講できます。若年世代ほど敷居が低くなるという点で、新人教育に適した学習方法です。

配信方法を選ばない・共有が容易

マイクロラーニングは配信方法を選びません。自社で作成した動画コンテンツやオンラインマニュアルを社内チャットで共有することはもちろんのこと、YouTubeやSNSの学習コンテンツを利用したり、他社が提供する学習動画を視聴したりすることもマイクロラーニングであるといえます。

コンテンツさえあれば、メールでも動画でもそれらを共有できる。この点が、eラーニングでは不可能だったことです。

受講者からみたマイクロラーニングのメリット


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では受講者側からみてマイクロラーニングのメリットはどこにあるのでしょうか。

受講のハードルが低い「ナゲットコンテンツ」

何といってもマイクロラーニングの特徴は、コンテンツがコンパクトであることです。ひと口で食べられるナゲットのようなコンパクトさで、短く刻まれた学習コンテンツを気軽に受講できます。LINEやYoutubeなど使い慣れたツールと組み合わせることで、学習までのハードルをぐっと下げてくれることでしょう。
また、学習の結果がひとつひとつ積み重なってゆくので、自身の成長や取り組んできた軌跡を実感しやすい点もマイクロラーニングの魅力です。

時間や場所を選ばない

スマートフォンで受講できるマイクロラーニングは、時間や場所を選びません。通勤時間やちょっとした空き時間に受講可能なので、時間を有効に活用することができます。またパソコンを立ち上げる必要がないため自宅学習の幅も広がり、食事中や入浴中などに学習することも可能です。

学習分野を選択できる

マイクロラーニングは一般的に数分で閲覧できるコンテンツを複数配信しておこないますが、学習する順番を決めず学習者にゆだねることもできます。関心の高い分野から学んでもらうことで能動的な学習意欲を高めます。

また、会社で定めたコンテンツだけでなく、外部のコンテンツを活用すれば「マーケティング知識のある営業マン」「ウェブサイト更新のできる経理担当者」のように、少々特殊な人材育成も可能です。

復習が容易

復習のしやすさもマイクロラーニングのメリットです。短いコンテンツは振り返りも気軽にできるため、理解が足りないと感じたらすぐに該当箇所を復習できます。

コンテンツは何でもいい

ラーニング、といっても内容は難しいことである必要はありません。マイクロラーニングは、それまで口頭で伝えていたような簡易な事務処理や軽作業など、小さなことを伝える場合にも適しています。

管理者からみたマイクロラーニングのメリット

では次に管理者(企業サイド)からみたマイクロラーニングのメリットを解説します。

導入が容易

マイクロラーニングは大規模なシステム構築やソフトの購入が必要ありません。時間や労力をかけず容易に導入可能です。

導入、運用コストを節約できる

費用の面でもマイクロラーニングは優れています。コンテンツ作成以外の必要経費はほとんどありません。外部サービスを利用する場合でもリーズナブルなプランが用意されているため、研修に多くの経費を要する従来型の人材育成に比べ、高いコストパフォーマンスが期待できます。

進捗管理、分析によりスタッフのスキルを把握できる

マイクロラーニングのコンパクトなサイズは、進捗管理に役立てることも可能です。

たとえば、コンテンツにスキルを割り当てて閲覧状況を分析すれば、どのスタッフが何を学んだのか、現状どれくらいの知識をもっているのかを把握できます。また、これらのデータは人事評価や育成計画にも活用可能です。

配信方法を選ばない

マイクロラーニングは配信方法を選ばないので、臨機応変に運用できます。

たとえば動画コンテンツの配信であれば、撮影・編集後に社内チャットで共有する方法が考えられますが、ほかにもYouTubeに限定動画としてアップロードする方法、専用ウェブサイトに埋め込む方法など、さまざまな方法から自社にあったものを選択できるのです。

マイクロラーニングのデメリット

つづいてマイクロラーニングのデメリットについて説明します。主要なデメリットは、次の1点です。

グループワークやディスカッションには向かない

マイクロラーニングは共同作業に弱い面があります。グループワークやディスカッション形式など、複数人でプロジェクトを進めるような学習には向いていません。

マイクロラーニングで成果を出す方法


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ここからはマイクロラーニングで成果を出すために押さえておくべきポイントを解説します。

コンテンツはコンパクトに

マイクロラーニングにおけるコンテンツのサイズは、コンパクトなほどよいといえます。ひとつのコンテンツでひとつのことを伝えることが望ましいため、分割は避け、ショートサイズにまとまるよう工夫が必要です。動画であれば1分から3分、最長でも5分以内に収めましょう。

学習内容を実践できる場を提供する

学んだ内容は実践によって身についてゆきます。学んだ知識を実践できる環境を提供し、理解を深めるとスタッフの成長も早まるのです。また、グループワークなどと組み合わせてマイクロラーニングの弱点を補うことで、理解を深める方法もあります。

学習者の意欲にも寄り添う

学習効果を高めるには意欲が鍵を握ります。そのため、学習者の意欲を高いレベルで保つ工夫が重要です。

たとえば意欲の高い分野から学び、得意分野の理解を深めてから苦手ジャンルの学習にうつるような方法であれば、関心が尽きず意欲を維持しやすいかも知れません。学習者の興味関心にも寄り添い、さまざまな方法を試行錯誤してみることも大切です。

デザインや分かりやすさにこだわる

直感的な理解を促すデザインは、マイクロラーニングの効果を高めます。短いコンテンツだからこそ、何をいいたいのかが明快であること、そして視覚的に気持ちのよいデザインが求められるのです。

ツール導入による効率的な運用

マイクロラーニングのコンテンツは自社で用意することもできますが、外部のツールを導入することでスムーズな運用が可能になります。

マイクロラーニングにはshouinがおすすめ

「shouin」はマイクロラーニングに適した人材育成ツールです。動画のアップから字幕編集までが3ステップで簡単に設定でき、チェックリストによって従業員の学習状況、スタッフそれぞれの能力を可視化します。動画作成に慣れていない場合も、サポートが受けられるので安心です。

また、とくに重要なポイントをクイズで振り返る機能もあり、正答率も確認可能です。閲覧状況や利用率、店舗分析、従業員分析など、マイクロラーニングの効果を高める機能も豊富に備わっています。セキュリティ面は暗号化通信や端末認証が施され、障害時にもサービスを継続して利用可能です。

まとめ

マイクロラーニングは現在、eラーニングに変わる学習スタイルとして注目を集めています。コンパクトなコンテンツは受講しやすく、時間や場所を選びません。また学習分野の選択や復習が容易な点もメリットです。管理者からみても、導入や運用コスト削減、共有のしやすさなどにより効果的な人材育成につながります。

マイクロラーニングの学習効果を高めるには、コンテンツをコンパクトに収めること、実践できる環境の提供、分かりやすさの追求といったことがポイントです。
この機会に、人材育成にマイクロラーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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