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第1回shouinユーザー会セミナーをオンラインにて開催しました!

作成者: 『shouin+ブログ』マーケティング担当|Mar 17, 2021 10:00:00 PM

こんにちは!shouin事業本部の和田です。

shouinでは初めて2020226日、オンラインにて「shouinユーザー会」を開催いたしました。今回はその様子の一部をご紹介いたします。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございます。

 

目次

  1. shouinユーザー会とは
  2. 今回のユーザー会概要
  3. セッション①:オンライン研修でコストの効率化と学習の定着をさせる方法
  4. セッション②:フルリモートで実現する販売員育成のポイント
  5. shouin新機能のご紹介

 

 

 

1.shouinユーザー会とは


shouinユーザー会は、ユーザーの皆様の「人材教育のノウハウ」を学びあうことができるように、最新の活用事例の共有やリアルな人事戦略などをshouinユーザー企業よりご紹介いただくことで各企業の活用促進と事業発展を目指すと共に、本コミュニティを通じて人事の輪が広がっていければと思っております。

 

2.今回のユーザー会概要

今回shouinを長く活用いただいている2社にご登壇いただきました。
総合ディスカウントストア「MrMax」を全国で57店舗運営する株式会社ミスターマックス・ホールディングス様と、全国にセレクトショップを展開する株式会社ユナイテッドアローズ様より導入のきっかけや日々の活用法についてご紹介いただきました。
業種も導入の背景も違う中、自社に合わせた特色ある活用の様子を一部ご紹介します。

 

3.セッション①:オンライン研修でコストの効率化と学習の定着をさせる方法(株式会社ミスターマックス・ホールディングス様)

ミスターマックス様は、「世界中のお客様の普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」をコンセプトに運営をされています。キャリアアップごとに社員の階層別研修をはじめ、パート・アルバイトも含めた全従業員向けの動画コンテンツの配信も行っております。
今回は導入開始からどんな情報をどんな形でshouinにしてきたのかの経緯や、従業員浸透のポイントなど詳細にお話をいただきました。

■ミスターマックス様のご講演内容(一部抜粋)

  • 人材育成ツールを導入する前は従業員を一カ所に集めての集合研修か、もしくは紙か本などの資料をもとにした通信教育を行っていました。質と量の向上や、世の中の動きでインフラを使用した研修が当たり前になってきていたため、研修のライブ配信はZOOM、事前・事後の動画学習はshouinを使用しています。

  • 教育の定着・習熟度の向上が課題としてあり、集合研修の効果を最大化するためにあるべきモデル像としてOFFJT100%とした時の「40:20:40」モデルを使用して行っています。事前の学習や準備、事後学習をする前後の40%は動画を活用して視聴してもらい、残りの20%で集合・通信教育と動画で行っています。

  • 動画はコンテンツ数が約1000個、視聴回数は最大で月4500回と視聴していただいています。shouinが従業員に定着した理由として、階層向け動画は毎週月曜日に配信するようにしています。固定の曜日に配信することで、継続的な視聴が定着しています。また、各階層に対して合いそうな動画を探し、常に配信していくようにしています。新しい動画が増える体制を取ることで、従業員への動画視聴のきっかけを与えることを意識しています。

  • 全従業員向けに配信するコンテンツは楽しみながら学んでもらいたいと思い、動画の構成や編集にはこだわっています。現在は社内Youtuberのようなポジションになっています。トレンドのドラマネタを盛り込んだり、興味を惹きつけるサムネイルを意識したりしています。また、社内でも動画コンテンツを作成する社員も増え、時にはパートにも出演してもらったりすることで意識してもらう工夫をしています。

  • shouinを有効活用するためには常にコンテンツをUPし続けることです。1本の動画は510分のものを毎週UPすることが重要です。そして作成する仲間を増やし、コンテンツに幅を持たせるのがポイントです。その上で教える事を決めるとスムーズです。動画作成にマンパワーをかけられない場合はマイクロソフトのパワーポイントの中に簡単に動画作成をする機能があるのでそれを利用するとすぐに作成が出来ます。

 

4.セッション②:フルリモートで実現する販売員育成のポイント(株式会社ユナイテッドアローズ様)

ユナイテッドアローズ様は、「お客様の期待に応え、満足を叶えるのは店頭スタッフであり、店頭スタッフの接客力に力を入れることがお客様の体験価値を高めるものになる」という考えの基、「束矢大學」という研修機関で独自の社員教育を行っています。
今回はshouinの導入経緯やフルリモートでの工夫の仕方、従業員育成のポイントなど詳細にお話をいただきました。

■ユナイテッドアローズ様のご講演内容(一部抜粋)

  • 販売員育成において、集合研修時にテキストのマニュアルは用意していましたが、小売業の仕事内容は感覚的なものも多く、伝えきれない業務については最終的には入社後のOJTに時間を割いてカバーしていました。遠隔でも隙間時間に確認が取れる利便性に加え、感覚的な業務を的確に伝えられる動画コンテンツ、テキストマニュアルの印刷コストを加味したうえで、オンラインマニュアルに変更しました。

  • まずトライアルとして対象者が明確で、管理がしやすく効果性が見えやすいといった理由より「新卒内定者」からスタートしました。

  • 人材育成サービス「shouin」は予想以上の視聴率。ほぼ内定者全員が視聴し、基礎レベルの習得も叶える事に成功し、配属先の店長や社員からの接客レベルに対する評価も高かったです。中でも内定者とリレーションを取ることができる「動画レビュー」機能は内定者からの反響がとても大きく、「笑顔の作り方」について、「会社としての笑顔や挨拶が動画になっていたため、分かりやすかった」といった声が挙がっており、定性的な基準値を明確にしやすかったです。

  • コロナ禍を受け、既存の社員に対する研修も対面で実施できなくなりましたが、内定者での活用実績があった「shouin」を事前・事後学習として、「Microsoft Teams」をリアルタイム研修として活用しオンライン化を実施しました。

  • 効果として隙間時間や必要時にスマホでマニュアルが確認できるため、紙ベースの資料よりもコストパフォーマンスが高いこと、研修時間に至っては、以前行なっていた集合研修時間に対して、オンラインで行なった研修時間は半分に削減でき、集合研修にかかる出張費が大幅に削減できたことが、生産性の向上につながりました。
    その結果、削減できた時間を事前学習に切り替えることで、効率化を図る事に繋がっています。

 

 

5.shouin新機能のご紹介

最後にピーシーフェーズ株式会社の杉本より新機能の「コーストレーニング」「タイムライン」機能の実際のデモ画面を見せながら、ご紹介させて頂きました。

今後の人材育成活動における効率化や従業員同士のコミュニケーションの活性化にお役立ていただければと思います。

 

参加企業様の生の声(抜粋)

  • 実際の事例が聞けたことで理解が深まり、用途のイメージが付きました。

  • 今後の研修の計画を考察できました。

  • 2企業様の導入動機や実装事例を聞き、今後の使い方の参考になりました。

  • ミスターマックス様、ユナイテッドアローズ様とそれぞれ具体的な事例を交えて、実際の活用方法や注意している点、活用による効果など参考になるお話が聞けました

 

次回shouinユーザー会について

いただいたお声を参考に、今後も企画してまいります。
内容が決まりましたら、ご案内させていただきます。