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新人研修にぴったり!人材開発ワークショップのポイントと4つの事例

※画像はイメージです

企業の研修をはじめ、さまざまなワークショップが開催されています。ビジネスに関するものだけでなく、趣味や新しい自分を発見することを目的に、年代や業界の枠を飛び越えて参加しているという人も多くいるはずです。
では研修にワークショップ導入を検討するとき、どんなことに気をつければよいのでしょうか。本記事では、ワークショップの目的と成功させるポイントを解説して、実際に開催されたワークショップ4つの事例を紹介します。

ワークショップとは?

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ワークショップとは、参加者が自発的に意見を出し合いながら課題を解決したり、議論や話し合いを行ったり、共同作業をおこなう場のことをいいます。ワークショップデザイナーの臼井隆志氏はワークショップを「つくることで学ぶ」場であると定義しています。何かをつくることで作り方だけでなく仕組みや関わり方を学べるような機会であるといえるでしょう。

ワークショップの目的

ワークショップごとにさまざまな目的が設定されていますが、多くのワークショップが目指すのは、ものの見方や考え方を増やし、正解を拡張して選択肢を広げることです。つまり、参加者が「これまでになかった発想や、仕事や生き方への気づきを得て、人生をより豊かに彩ること」がワークショップの目的であるといえます。

セミナーやグループワークとの違い

ワークショップに似たものとしてセミナーがあります。セミナーは1人の講師が複数人に向けて一方的に伝える講義形式であるのに対して、ワークショップは参加型という点で異なります。またグループワークやグループディスカッションも近い表現ですが、それらが複数人でひとつの目的を達成したり、議論したりするのに対し、ワークショップでは自分が何かを学ぶだけでなく、他者の考えやアイディアからも学ぶ姿勢が大切になるという特徴があります。

ワークショップを成功させるポイント

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ワークショップを成功させるためにはポイントがあります。自主参加しやすい雰囲気、固定観念を捨てて柔らかい頭で参加する環境を整えることが重要です。

自発的に参加しやすい雰囲気をつくる

ワークショップは自主参加型であるため、参加者が能動的にアクションを起こすことが鍵になります。ですから開催者は、参加者が気楽に発言し行動するためにフランクなムードをつくり、なごやかな場になるよう意識することが大切です。
会場は会議室などものものしく無機質な場所よりも、カフェのようなカジュアルな雰囲気の方がワークショップには向いています。リラックスして参加できるよう照明や座席の配置、資料も工夫を施し、自主的なアクションを促しましょう。

遊び心を散りばめる

固定観念や先入観を脱して新しい価値に気づくためにも、参加者には頭を柔らかくして臨んでほしいはずです。しかし「頭を柔らかくしてください」と伝えたところでなかなか実践できるものではありません。そこでワークショップ全体に遊び心を散りばめ、知らず知らずのうちに柔軟な考え方を受け入れられる仕掛けをつくっておきます。ゲームをしたり、笑いを取り入れたり、資料にイラストを盛り込んだりと、随所に遊びがあると参加者の心もほぐれてゆくはずです。

ワークショップの事例4選

具体的にイメージしやすいように、実際におこなわれているワークショップの事例を4つご紹介しましょう。

他人に目標を決めてもらう

「タニモク」「タニモク」は、4人1組になって集まり、個々の目標をほかの3人に考えてもらうというワークショップです。自分のことは分かっているようで分かっていないもの。他人に目標をプレゼンしてもらうことによって、自分でつくった枠を超えた新しい発想に出会えます。
参加者はまず自分の置かれた状況を10分間で絵に描きます。絵にすると無意識下の想いが浮かび上がりやすく、10分間という制限があることで難しく考え込まずシンプルな絵が完成するのです。ほかの参加者は絵を見ながら「なぜ主人公は右を向いているの?」「なぜ太陽はここにあるの?」といった具合に質問します。質疑応答のあと、課題を見出したメンバーたちが「私があなただったら」という視点で今後の目標をプレゼンします。
思わぬ発想や未知の選択肢が広がり、可能性に出会えるワークショップです。

直感主義で課題を解決「アートシンキング」

「アートシンキング」とは「わき出てくる生のアイディアをもとに課題を解決しよう」という考え方で、データや市場ニーズを新商品開発やサービス提供に活かす「デザイン思考」とは真逆の思考法です。

参加者はアート作品の制作を通して直感を磨き、自分のなかに埋もれている情熱を見つけ出します。ビジネスのアイディアを探すことを目的とせず、もっと根源的なテーマを見出すためにおこなうのも特徴です。プログラムには「ありえない発想」を生むためのプロセスが設けられており、アート作品に造詣がなくても表現を通して思いを発見できます。
自身の内でくすぶる感覚を研ぎすますことで直感的な課題解決能力を育むワークショップです。

落書きでアイディアを表現する「エモグラフィ」

「絵心がないので絵を描かない」という人たちに、落書きを通して表現する楽しさを味わってもらい、アイディアの創生に役立てるワークショップが「エモグラフィ・ワークショップ」です。

エモグラフィとはエモーション(感情)とグラフィー(記号)を組み合わせた造語で、メモを取るときや考えを整理するときなどに使います。文章だけでなく「感情を表した絵」を組み合わせることでアイディアを整理しやすくなり、何より他者との共感が高まる効果があります。

ダイソン掃除機を分解して設計思考を学ぶ「ダイソン問題解決ワークショップ」

ジェームズダイソン財団が教育機関向けにおこなう問題解決ワークショップでは、ダイソン社の掃除機を分解し、ひとつひとつのパーツや成り立ちから「なぜこの部品が必要なのか」「どうしてこの仕組みに至ったのか」「この設計はユーザーのどんな課題を解決したのか」といったことを学ぶことができます。

従来の掃除機が打破できなかった問題を解決し業界に革命を起こした「ダイソンのエンジニアリング思考」はあらゆる場面に応用可能です。ロジカルシンキングというと座学で学ぶものと思いがちですが、こちらはものに触れながら論理的思考力をつけるワークショップといえます。

まとめ

ワークショップとは自主参加型の学びの場です。複数人で共同作業することによって自分との考え方や視点の違いから新たな気づきを得て、正解を増やしながら選択肢を広げることを目的におこないます。セミナーやグループワークとは他者理解が前提になる点で異なります。

ワークショップを成功させるためには、自主的に参加しやすい雰囲気づくりや遊び心を散りばめることがポイントです。その具体的な事例として、今回は4つのワークショップを紹介しました。なかでも他者に目標を決めてもらう「タニモク」などはすぐに実践可能なワークショップです。自社の新人研修やステップアップ研修への導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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